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“憧れ”を“現実”に変えて「仲間を輝かせる道」を歩み続けた日々

人財戦略部 上級シニアマネジャー 五十嵐和利

“憧れ”を“現実”に変えて「仲間を輝かせる道」を歩み続けた日々

一人ひとりの「自分物語」を紹介する「みんなの物語」。今回は、人財戦略部で社員の人事制度や人財定着に関する業務を担当する五十嵐 和利(いからし かずとし)さんに登場いただきました。学生時代に始めた居酒屋のアルバイトが楽しくて、これまで35年間飲食の世界で仕事をしてきた五十嵐さん。実は前職は、物語コーポレーションの加盟店を運営する企業でした。そこで触れた物語コーポレーションの社風や文化に憧れて、入社を決意したそうです。衝撃の出会いから、入社までの葛藤、入社後の物語まで、赤裸々に語っていただきました。

PROFILE
入社日
2015年04月01日
長所
気になったことはとことん調べ尽くすところ
短所
ちょっと細かすぎるところ(笑)
すきなこと
お酒と料理の美味しいお店を見つけること
おすすめメニュー
ゆず庵の「黒毛牛しゃぶしゃぶ」
おすすめの食べ方
やっぱり「すき焼きだし」と「生卵」で!

お店づくりの価値観を変えた衝撃の出会い

五十嵐さんはキャリア(中途)入社をされて今年で10年と聞きました。おめでとうございます!

五十嵐和利

ありがとうございます。大学時代のアルバイトからずっと飲食業に関わってきて、今年で35年目になりました。我ながらこんなに長く続くなんてびっくりです(笑)お客様に「ありがとう」と言っていただいたり、仲間と一緒に成長していける飲食の仕事が大好きで、あっという間にここまで来ましたね。

飲食業のとりこになってしまったんですね。

五十嵐和利

はい(笑)当時は大学よりもアルバイトの方が楽しくなってしまって、のめり込んでましたね。それでアルバイト先のお店を経営していた会社にそのまま就職しました。居酒屋や和食レストランなどの複数の外食フランチャイズに加盟している企業だったのですが、あるとき「新しいブランドのフランチャイズに加盟するから、そのお店で店長をやってほしい」と言われて。それが物語コーポレーションの『焼肉一番カルビ』(現在の『焼肉きんぐ』)だったんです。

なんと!もともとフランチャイジーに在籍されていたのですね。物語ブランドの店舗の運営を始めて、印象的だったことはありますか?

五十嵐和利

あります、あります。まず2週間くらい、研修として直営店で働かせてもらったんですが、そのお店の従業員がすごくイキイキと働いていたんですよね。店長が朝礼や終礼で接客の良かった従業員を褒めたり、スタッフルームで「最近どう?」っていろんな人に声をかけたり、とにかく仲間を楽しませるお店づくりをしていました。

五十嵐さんの思っていたお店づくりとは違ったということでしょうか?

五十嵐和利

そうなんです。私はそれまで、自分とお客様が楽しむことに一生懸命で、とにかくお客様に喜んでもらいたい!そしたら私も嬉しい!という想いで働いていたので、従業員の働きがいや充実感とかは考えたこともなくて。従業員一人ひとりを大切にするという思想に初めて触れて、びっくりしたのと同時に「こんなお店をつくりたい!」と衝撃がはしりました。研修が終わって、自分のFC店舗に戻って、お店の雰囲気づくりを真似してみようと思いましたが、全然できませんでした(笑)

やっとの想いで物語コーポレーションに入社

五十嵐さんは、その後役員も務められたとか。

五十嵐和利

入社して10年くらい経ったときに「役員になってほしい」と声がかかって、「役員になったら、もっと従業員を輝かせる取り組みができるかも!」と思って引き受けました。でも、売上・利益の向上と両立させながら取り組みを進めることが難しくて、ジレンマを抱えていましたね。

その頃、物語コーポレーションに転職を決めたのでしょうか。

五十嵐和利

そうですね。10年経っても、あの研修で行ったお店の雰囲気が忘れられなくて、物語コーポレーションで働きたいという想いがどんどん強くなっていきました。加盟企業からフランチャイズ本部への転職はタブーではあったんですが、どうしても入社したくて、思い切って物語コーポレーションのFC事業推進本部の当時のトップに直談判をしました。

それはすごい行動力ですね!

五十嵐和利

内心ドキドキでしたね。結局、加盟企業から直接入社することは難しいと言われてしまいました。でも、入社したいという想いを諦めきれなかったので、ほかの会社に一度入社して、2年後にもう一度物語コーポレーションに連絡をしました。「そこまでうちに入社したかったんだね」と驚かれましたね(笑)入社にあたって、在籍していた加盟企業からきちんと許可をいただけるなら、ということで社長にご挨拶に伺い、すごく寛大な対応で許可をいただくことができたんです。

念願叶って、良かったですね!

五十嵐和利

はい。しかも社長から「応援してるよ、頑張って!」と温かい言葉までかけてもらえました。さきほども話したとおり、当時はジレンマはありましたが、数字へのこだわりや迅速な意思決定力がとても高い会社だったので、その環境で鍛えられたという感謝の気持ちもすごく大きかったです。

大切な仲間が自分らしく働けるように

実際に物語コーポレーションで働いてみてどうでしたか?

五十嵐和利

とにかく毎日楽しくてしょうがなかったです!配属は『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』で、ようやく従業員を輝かせるお店づくりができると張り切って、パートナー(アルバイト)をとにかくテンション高く褒めたり、OJTをしたりしました。うざがられてないかなという心配もしつつ(笑)でも、一緒に働くパートナーから「五十嵐さんと仕事をするのが楽しい」と言ってもらえたり、「苦手だったことができるようになった!」と成長を喜ぶ姿をみることができて、本当に嬉しかったですね。

素晴らしいですね!

五十嵐和利

エリアマネジャーになってからは、店長たちがのびのびと働けるようにいろいろ取り組みました。たとえば、エリアの業績会議で、ひとつのお店の課題に対してみんなで意見を出し合って議論するようにして、店長一人だけで問題を抱え込まないようにしていました。店舗の垣根を超えて悩みや知恵を共有して、店長同士がお互いを支え合えれば、より自分らしく楽しく力を発揮できると思ったんです。実際に、どのお店も営業状態が良くなって売上が伸びて、赤字から黒字に転換したお店も出てきたりしました。それを嬉しそうに報告してくれる店長たちの笑顔をみて、転職してよかったと心から思いました。

それは嬉しいですね!その後、営業企画部に異動されたとか。

五十嵐和利

パートナー向けの人事制度の担当として、制度の整理と周知を任されました。今度はグループ全体に影響を与える仕事だったので、さらに張り切りました!会社が求める方向性と、実際に店舗で働く従業員の声を両立させるのは簡単ではなかったですが、自分の「こうあるべき」という想いもぶつけながら進めていきました。時間はかかりましたが、パートナーが自分らしく輝ける制度を整えることができたと思います。

すべての人を輝かせられる未来へ

現在は、どんな仕事をされているんですか?

五十嵐和利

1年前に新設された「人財戦略部」という新しい部署で、社員の人事制度の整備や、社員の活躍を推進するプロジェクトの進行などをしています。みんながどうしたら楽しく自分らしく働けるかを考えて、いろんな役職の人たちと議論を交わしながら、やりたいことをカタチにしていく仕事が本当に楽しいですね。

最後に、五十嵐さんの「なりたい自分」とは?

五十嵐和利

物語コーポレーションに関わるすべての人を輝かせられる人です。そのためには、組織に依存せず、ちゃんと自分を意見をまわりに伝えられる自立した人間であることが大事だと思っています。私のつくる制度や仕組みで、もっとたくさんの人を輝かせて、その先にいるお客様に笑顔が届けられるようにしていきたいですね。