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完璧主義の自分と決別。5ヵ月で店長になった幹部候補生の物語

寿司・しゃぶしゃぶゆず庵 横浜青葉台店 店長 山田七海

完璧主義の自分と決別。5ヵ月で店長になった幹部候補生の物語

一人ひとりの「自分物語」を紹介する「みんなの物語」。今回は、『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵 横浜青葉台店』で店長を務める山田 七海(やまだ ななみ)さんに登場いただきました。高校生からパートナー(アルバイト)としてゆず庵で働き始め、副店長を務めたのち幹部候補生(1年目の新卒社員)として入社した山田さん。現在は、お店の売上記録を更新するほどの実力をもつ店長ですが、昔は完璧主義で失敗を恐れ、挑戦が出来なかったといいます。自分の弱さと向き合って乗り越えたことで、自分の可能性を広げた山田さんの成長物語をお届けします。

PROFILE
入社日
2025年04月01日
長所
誰とでも楽しく話せるところ
短所
妥協できないところ
すきなこと
ディズニーリゾートへ遊びにいくこと
おすすめメニュー
寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵の「まぐろ握り」
おすすめの食べ方
寿司専用醤油をちょっとだけつけて!

自分の可能性に蓋をしていた日々

山田さんは、2025年4月に幹部候補生(1年目の新卒社員)として入社されて、5カ月で店長に昇格されたそうですね。もともとリーダーシップを発揮するタイプだったんですか?

山田七海

山田七海

いえ、全く逆なんです。子どものころから人前に出るのが嫌いで、なるべく目立たないように教室の隅にいるタイプでした。他人の目も気になるし、失敗して怒られるのが怖いという気持ちもあって・・・。本当はやってみたいと思っていたスポーツや部活動なども挑戦せず、やる前から諦めていましたね。自分の可能性に自分で蓋をして、波風を立てないように生きることで、自分を守っていたんです。

そんな守りの姿勢だった山田さんが、なぜゆず庵でアルバイトを始めて、役職まで取得されたんですか?

山田七海

山田七海

アルバイトを始めたきっかけは、お金のためでした。4人兄弟の長女で、自分の大学の入学金を稼ぎたかったんです。しばらく働いてお金を貯めたあと、受験勉強のために数カ月間お休みをいただきました。無事に合格してからお店に戻ったら、人手不足で大変な状況になっていて。当時の店長から「一緒にお店を立て直してほしい、力を貸してくれないか」と頼まれたんです。役職を取ることになったのはそれがきっかけですね。

当時、役職を持っている学生のリーダーはいなかったそうですね。

山田七海

山田七海

そうですね。簡単なことではないと思いましたが、店長がすごく困っていたのと、普段から店長や社員に「山田さんはどうしたい?」とか「山田さんがやりたいようにやっていいんだよ」と言ってもらえていたことが大きかったですね。もし失敗しても人生が終わるわけじゃないんだと思えるようになり、リーダー昇格を決心できました。

「完璧主義」が迎えた限界 

挑戦の一歩を踏み出せたんですね!

山田七海

山田七海

はい。でも、そこからが長くて。(笑)リーダーになってから次の副店長になるまでは1年くらいかかりましたね。業務を完璧にこなせるレベルになってからじゃないと、副店長にふさわしくないような気がしてしまって、確実に出来ることを一つひとつ増やしていきました。いま思えば慎重すぎますが、当時は一生懸命だったんですよね。

1年でパートナー副店長に昇格するのは全然遅くないですよ!(笑)実際に副店長になられてからは、いかがでしたか?

山田七海

山田七海

大変でしたね。ちょうどこのころに引っ越しをしたので、新しいお店でパートナー副店長として働き始めたんですが・・・。前のお店に比べて役職者が少なかったので、まわりのパートナーから「これ出来ないのでお願いします」「あっちもお願いできますか?」といろんな要望を受けました。それに全部応えなきゃ!とあれもこれもと仕事を抱え込んでしまい、結局パンクしてしまったんです。そんな自分が情けなくて、退職を申し出ました。

そこで一度辞めてしまったのですか?

山田七海

山田七海

いえ、当時のエリアマネジャーが「ここまで頑張ったのにもったいないよ」と引き止めてくれて、いったんお休みをもらうことにしました。お休み中に父に相談したら「逃げてもいいけど、何かをやり続けた経験がないとダメになるよ」と言われて、改めてしっかり自分と向き合うことにしたんです。何がいけなかったのか、なぜ辞めたいのか、頭の中でモヤモヤしているものを全部紙に書き出して、自分の考えや感情を整理しました。そうしたら、自分がどれだけゆず庵での仕事が好きか気付いたんです。みんなで力を合わせてお店を運営して、目の前のお客様に笑顔になってもらうことが心から嬉しいんですよね。それに比べたら、自分の悩みがすごくちっぽけなことに思えてきて。「完璧にできなくてもいいんだ」って、すとんと腑に落ちたんです。

失敗を恐れず「もうやるしかない!」

本当に大切なものに気付いたんですね。

山田七海

山田七海

はい。お休みから1カ月くらいで復帰して、同じ失敗を繰り返さないようにまわりとコミュニケーションをとったり、仕事の取り組み方を変えたりしていきました。ちょうどそのころ「社員にならないか」と誘われたんです。昔の私だったら怖がっていたかもしれませんが、もっと自分の意見や考えを堂々と言えるようになりたい、強くなりたいという想いが湧いてきて、社員になることを決意しました。

社員になることに対するプレッシャーもあったのではないですか?

山田七海

山田七海

いえ、逆に吹っ切れたんです。これまでに失敗したこと、怖くてできなかったことを全部やっちゃおうと。社員になるからには、もうやるしかない!という気持ちでしたね。実際に入社して配属店舗に着任してからは、まずパートナーの不満を徹底的に吸い上げました。機械が壊れている、備品が足りないなど問題点に優先順位をつけて、店長と協力して一つずつ解決していきました。あとは、自分の責任範囲を明確にして、無理なことは無理とはっきり断るようにしたんです。そうして全部一人で抱え込むのをやめたら、まわりが助けてくれるようになって、よりチームビルディングが進んでいきました。

その行動が、成果につながっていったんですね!

山田七海

山田七海

はい。その後、店長に昇格してからも、もう迷うことはなかったです。お店全体の目標として「提供スピードの改善」を掲げて、リーダー層には「あなたにはこれをお願いしたい」と役割を任せました。小さな成功をたくさん積ませて自信を持ってもらうことに注力したら、従業員のモチベーションだけではなく、お客様からの反応も良くなったんです。お客様満足度も右肩上がりで、今年の年始営業ではお店の売上記録を更新することができました。やりたいことをちゃんと共有して、みんなをまとめて大きな成果が出せたことがとても嬉しかったですね。

誰かの可能性を広げられる存在へ

素晴らしいリーダーシップですね。人前に出たくないタイプだったとは思えないくらいの変化です。

山田七海

山田七海

はい、本当にそう思います(笑)それと、最近新しい目標ができたんです。近い将来、人財開発部で採用業務に関わってみたいと思っています。私自身が殻を破って「挑戦できる自分」になれたように、今度は誰かの可能性の蓋を外してあげられる存在になりたいんです。

とても素敵だと思います。最後に、山田さんの「なりたい自分」とは?

山田七海

山田七海

自分らしく胸をはって自分の人生を歩める人です。完璧じゃなくても、失敗しても、自分が好きなことや興味のあることを突き詰めていきたいと思います。それをまわりにどんどん明言して、応援してもらって、やりたいことを一つひとつ叶えていきたいです。