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自ら「厳しい道」を選び、進んでいく。生涯を飲食に捧げるリーダーの覚悟

和牛焼肉NIKUGEN 赤坂店 上級店長 神戸慎一郎

自ら「厳しい道」を選び、進んでいく。生涯を飲食に捧げるリーダーの覚悟

一人ひとりの「自分物語」を紹介する「みんなの物語」。今回は、リニューアルオープンした『和牛焼肉 NIKUGEN 赤坂店』で上級店長を務める神戸 慎一郎(かんべ しんいちろう)さんに登場いただきました。前職の有名レストランで店長を歴任しながらも、30歳の節目に「外の世界を知りたい」と物語コーポレーションへ飛び込んだ神戸さん。減損店舗の再建を果たし、最優秀店舗賞を獲得するまでに至った背景には、どんな困難からも逃げずに挑み続ける情熱と飲食業への深い愛がありました。「生涯、飲食の世界で生きていく」と語る神戸さんの熱き挑戦の軌跡に迫ります。

PROFILE
長所
負けず嫌いで何事にもポジティブなところ
短所
飽きっぽいところ
すきなこと
レストランで働くこと、ホットレストラン受賞店舗巡り
おすすめメニュー
和牛焼肉 NIKUGENの「ベイビーバックリブ」
おすすめの食べ方
焼き上げて提供する商品ですが、卓上ロースターで表面をサッと炙るとソースが香ばしくなってさらにおいしいです!

30歳の転機。自分を成長させてくれる環境との出会い

神戸さんは物語コーポレーションにキャリア(中途)入社される前から外食業界で働いていたそうですね。これまでの歩みと、転職を決意された背景から教えてください。

神戸慎一郎

神戸慎一郎

大学時代の4年間、飲食店でバイトをして接客の面白さに魅了されたのが原点です。最初は怒られてばかりでしたが、逆にそれが面白く感じたんですよね。新卒では、表参道や銀座、お台場、渋谷などで50店舗以上のレストランを展開する企業に入社し、店長を任されていました。仕事は充実していたのですが、30歳という節目を迎えた時、周囲の先輩たちが独立していく姿を見て「自分は本当にこのままでいいのか、もっと外の大きな世界を知るべきではないか」と考えるようになり、転職活動を始めたんです。

転職活動の中で、最終的に物語コーポレーションを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

神戸慎一郎

神戸慎一郎

面接時に、役員の木村さんから「神戸さんはまだまだ伸びしろがあるね」と言われたことです。前職でそれなりに成果を出してきたプライドがあったので、ひよっこ扱いをされたと感じて正直驚きました。でも、その言葉をきっかけに改めて自分の人生を振り返ってみたら、これまで得てきた知識の幅や視野はまだまだ狭く、井の中の蛙だったことに気付いたんです。自分の未熟さを正面から指摘してもらったことで、「ここで揉まれたらもっと成長できるかもしれない」とワクワクして、入社を決めました。あとは、学生時代に『焼肉一番カルビ』(現:焼肉きんぐ)のファンだったことも要因です。自分が好きだと思えるお店の運営会社で働くのは面白そうだと思いました。

実際に入社してみて、前職との違いや戸惑いはありましたか?

神戸慎一郎

神戸慎一郎

ありましたね。前職はいわゆるトップダウン型の厳しい環境で、過去には「もっとこうした方がいい」と自分の判断で変えたルールに対して、勝手なことをするな!と怒鳴られた経験もありました。だから「個を尊重する」という物語コーポレーションの思想や考え方に対しても、「本当にそんな会社があるのだろうか?」と半信半疑だったんです。でも実際に入社したら、自分の意見を真剣に聞いてくれる上司や、ガンガン自分の意見を言う人がたくさんいて。本当に理念が社内で浸透しているんだと深く実感しました。

負けず嫌いが爆発!あえて選んだ厳しい道

その後、店長として歩みを進める中で、キャリアを大きく変える運命的な選択があったとお聞きしました。

神戸慎一郎

神戸慎一郎

はい。群馬県のとある店舗で、副店長として働いていた時に出会った当時の店長からの問いかけですね。自分の今後のキャリアを相談していた時、店長から「神戸さんは、店長になるまでに歩むなら、簡単な道と難しい道のどちらがいい?」と問いかけられたんです。「簡単な道」とは、店長から手取り足取り教えてもらいながら着実に進む道。「難しい道」とは、自ら課題を見つけて泥臭く答えを探し、最速で成果を出す険しい道を指していました。

対極な選択肢ですね。どちらを選んだのでしょうか?

神戸慎一郎

神戸慎一郎

迷わず「難しい道」を選びました。負けず嫌いな性格なのと、前職で得た「より困難な道を選べ」という教えを思い出したんです。ここから、毎日限界まで努力する日々が始まりました。出勤したらまず、昨日の自分の反省と改善点をまとめて「ここがダメだったと思うので、今日はこのように行動して改善します」と店長に発表するんです。1ヵ月くらい続けた頃、「そろそろ慎さんを店長に推薦しようと思う」と言われて、店長試験を受け、晴れて店長になりました。

店長になった初年度に、年に1度の全社表彰で「最優秀店舗賞」を受賞されていますね。これはどんな成果の表れでしょうか?

神戸慎一郎

神戸慎一郎

神奈川県内にある『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』の減損店舗を立て直したことですね。ちょうどコロナ禍で苦しい環境だったこともありますが、「このままだとあと半年で閉店になる」と言われていたお店に着任したんです。

それは相当なプレッシャーだったと思いますが、どのようにして店舗を立て直していったのですか?

神戸慎一郎

神戸慎一郎

前職でのレストラン運営経験と、物語の営業コンセプトである「とびっきりの笑顔と心からの元気」を組み合わせることができた結果だと思います。それが出来たら面白いなと思って、「エンターテインメントレストランにしよう」という店舗目標を策定しました。お店で働く従業員を集めて「このゆず庵をこれからエンターテイメントレストランにする!チェーン店だけど、専門店のレストランみたいなサービスが受けられて、笑顔と元気にあふれていて、お客様に『楽しかったからまた来たい』と思ってもらえるお店をつくろう!」と明言したんです。あの時のみんなの戸惑った顔は今でも忘れられません(笑)。でもそれから半年後には本当に黒字化しましたから。従業員が一丸となって取り組んだ結果だと思っています。

お客様満足度を追求する店舗づくり

減損店舗の再建を経て、店舗運営に対する価値観やお客様満足度への向き合い方はどう変化しましたか?

神戸慎一郎

神戸慎一郎

店舗というのは単に売上や利益をつくる場所ではないと強く感じるようになりました。お店は従業員にとって働く場所でもあります。もしお店がなくなれば、仲間たちの働く場所もなくなってしまう。だからこそ、自分が任された店舗を絶対に無くしたくないと思えるようになりました。

お客様の感動を生み出すためには、まずお店で働く仲間たちの存在が欠かせませんよね。

神戸慎一郎

神戸慎一郎

まさにその通りです。店舗運営において一番大切なのは「まわりのみんなをどれだけ自由で活動的にできるか」だと思っています。店長がすべてを抱え込んで指示を出すのではなく、スタッフ一人ひとりが自分で考え、行動できる余白を作ること。スタッフルームでのたわいもない雑談や日常の挨拶の中でみんなの声に耳を傾け、相談しやすい関係性を築くことを意識しています。失敗しても責めることはせず、「どうすれば改善できるか」を一緒に考える。お客様と従業員の両方が笑顔で楽しめる循環をつくることこそが、僕の目指す店舗経営です。

開発力と現場力を兼ね備え、人々の心を動かす存在へ

神戸さんはその後、『和牛焼肉 NIKUGEN 赤坂店』の店長としてリニューアルオープンに携わりましたね。具体的にどのような経験をされたのか教えてください。

神戸慎一郎

神戸慎一郎

今回リブランディングを実施したので、店舗のコンセプトやメニュー、新たなオペレーションの構築、集客戦略の立案など、ゼロからブランドを創り直していく工程を店長として関わらせてもらいました。競合店や人気のお店を巡って分析し、マーケティングや商品設計のエッセンスを取り入れるのも、毎日新しい発見の連続でとても楽しかったです。上手くいかないことは当たり前で、日々改善を繰り返して正解を探し続けていきました。時には迷走もしましたが(笑)、まわりのみなさんの支えもあって、無事リニューアルオープンは成功しましたね。

最後に、神戸さんの「なりたい自分」とは?

神戸慎一郎

神戸慎一郎

自分で新業態をつくり、都内でレストラン経営を手掛けるリーダーです。そのために、マーケティングや商品設計といった開発力だけではなく、現場の最前線で仲間やお客様の心を動かす現場力も大切にしたい。自ら現場に入り、結果を見て、また改善する。そんな一気通貫で飲食店をつくり上げられる、本物の力を持ったリーダーになりたいです。