より実践的な日本語を学ぶ機会を提供
2025年度入社のインターナショナル幹部候補生計78名を対象に、日本語リーダーシップ研修を大阪と東京の2会場において対面にて実施しました。参加者は講義を通じて、日本語が話し手や聞き手の背景・関係性などの文脈に左右される特徴をもつ言語であることなどを学びました。また、事前に受けた日本語力テストの結果から、1年後の目標を設定し、お店において日本語を正しく使いながらリーダーシップを発揮するための第一歩を踏み出しました。また、研修内の役員講話において、代表取締役専務執行役員の岡田雅道は「リーダーシップを発揮するためには、失敗を恐れない勇気が大切です。遠慮したり恥ずかしがったりせず、分からないことはすぐに聞いたり調べたりするなど、勇気をもって行動に移してください。それが必ずみなさんの成長につながります」とエールを贈りました。

進化するインターナショナルへの教育
本研修は、インターナショナル幹部候補生が日本人と同じようにお店でリーダーシップを発揮し、店長昇格を目指すことを目的として、入社1年目の社員を対象に2019年から実施しています。2024年からは、さらに業務で使う文書や報告書などの読み取り力を向上させるアクティビティを取り入れています。その結果、インターナショナル社員の入社1年後のリーダー昇格率は、約71.4%(2024年度入社)となり、2023年度入社の約60.0%を11.4ポイント上回りました。なお、同じく入社1年後の副店長昇格率は、約8.7%となり、前年度入社の約3.5%の2倍以上となりました。

日本語リーダーシップ研修の受講生の声
寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵 練馬光が丘店 リーダー ミャッネーチトン

私は2024年度に入社し、この日本語リーダーシップ研修を受け、約1年後にリーダーに昇格することができました。最初は、その場の空気を読みながら話しかけることができなかったり、業務で使う用語がわからず苦労して、戸惑うことも多かったです。この研修でリアルな日本語を学び、実際にパートナーとのコミュニケーションで実践していくうちに、伝えたいことがスムーズに伝えられるようになりました。その結果、新人トレーニングを任されるようになり、今は自分の力が発揮できていると実感しています。