「物語的大家族主義」を象徴するイベント

2025年7月9日(水)、第57期の幕開けとなる「物語ファミリーコンベンション2025」を東京・恵比寿にて開催しました。全国の直営店、本社、加盟企業で働く約45,000人の“物語ファミリー”を対象にオンラインでつなぎ、約3時間にわたって実施しました。当社は、どんなに会社の規模が大きくなろうとも、一人ひとりの「個」を尊重し、人間的な温かみあふれる個対個の関係を築く「物語的大家族主義」を大切にしています。本イベントは、その想いを象徴するものとして、2012年から毎年開催しています。今年は、一人ひとりがポテンシャルを最大化し、さらにブレイクスルーをした「個の覚醒」を目指してほしいという想いを込めて、「突き抜ける!」を本イベントのテーマにしました。

経営方針の発表で心をひとつに

まず、当社の代表取締役社長 加藤央之が今後の経営方針を発表し、「業態開発型リーディングカンパニーの実現にむけて成長を支えるのは、物語コーポレーションの理念を体現する“人”の力です。第57期も一人ひとりが自分に蓋をせずポテンシャルを最大限引き出し、さらに“突き抜ける”ことで、ともに成長していきましょう!」と力強く語りました。さらに、各事業部の事業部長6名が今期の事業部方針を発表し、熱のこもったスピーチに会場の士気が一気に高まっていきました。物語ファミリーの心がひとつになり、第57期の最高のスタートを切ることができた瞬間となりました。

目覚ましい功績を称える全社表彰

後半では、理念体現を通じて目覚ましい成果を出したお店や店長、社員に対し、その功績を称える全社表彰を行いました。今回は店舗賞で50店舗、個人賞で78名が受賞しました。賞の内容は、売上や店舗状態において優秀な成績を収めた店舗や店長に贈られる賞のほか、理念体現を通じてまわりに良い影響を与えた幹部候補生(新卒社員)に贈られる賞、前期にオープンした新店のチームワークを称える賞など計14種類で、受賞者にはその功績を称える個別の表彰コメントが贈られました。最後に、この1年で最も多くの影響を仲間や会社に与えた人に贈られるMVPが発表され、受賞者は前期の出来事を振り返りつつ、喜びをかみしめながら「第57期も良い成果が残せるよう頑張っていきます」とコメントしました。

一人ひとりの「個の覚醒」にむけて

当社は、これまで、勤続した社員やパートナー(アルバイト)を称える「永年在籍表彰」や、一人ひとりに内容の異なるメッセージで入社を歓迎する入社激励書の授与など、「個」を大切にする取り組みを続けてきました。一人ひとりがポテンシャルを最大化し、ブレイクスルーする「個の覚醒」を達成することで、会社の議論文化を醸成し、個人と会社が飛躍的に成長するという考えのもと、今後も一人ひとりが輝く取り組みや仕組みづくりを行っていきます。

企画・運営責任者の想い

経営理念推進・D&I本部 副本部長 北村聡

北村聡

私が運営責任者として「物語ファミリーコンベンション」に携わるのは、4回目となります。物語にかかわるすべての人が全員が前向きな気持ちで新たな1年を迎えられるよう、毎年テーマや演出を変えて企画・運営を行ってきました。今回のイベントが、誰かの「自分物語」に共感したり、自身のこの1年の「自分物語」に向き合ったりするきっかけとなり、それぞれが「今年はさらにこんなことをやりたい!」「まだまだやれることがありそう!」と、希望を胸に第57期をスタートできていたら嬉しいです。