視座を高め、意思決定の経験を積むために挑戦

このたび、お好み焼事業部の幹部候補生計5名が、お店の最高責任者として、それぞれのお店でパートナー(アルバイト)を巻き込んで店舗運営を行うチャレンジ営業に挑戦しました。事前の準備においては、研修で店長マニュアルを用いて仕事内容を学ぶとともに、幹部候補生自身が立てた売上やお客様満足度の目標に対して戦略立案を考えました。また、細かい行動計画も自ら意思決定して、パートナーを巻き込みながら準備を進め、当日は店長として、パートナーの役割分担を指示して運営を行いました。

今回店長に挑戦した幹部候補生の声

お好み焼本舗 大和店 鈴木莉乃

鈴木莉乃

準備段階を振り返って

店長の仕事は、お店全体のいろいろなところに目を配らなければいけないものだと思いますが、まだ役職をもっていない自分が、店長として稼働できるのか、最初はとても不安でした。でも、やるからには自分のつくりたいお店である「安定したサービス・商品のクオリティを提供でき、おせっかいにあふれたお店」を体現したいと思い、準備を重ねました。売上とお客様満足度の目標を立て、営業時の優先順位の組み立て方やシフトの作り方を自店舗の店長に教わりながら、当日のチャレンジ営業のイメージを描いていきました。普段の営業では自分の指示出しが適切か?失敗でないか?などを考えて不安になってしまうことが多いので、当日は自信をもって営業するために、この場合は誰に指示出しをするかなど、細かい危険予測も考え尽くして当日に臨みました。

当日を迎えて

準備は万端だと思っていましたが、思ったよりもお客様がいらっしゃらず、売上の目標が達成できるか焦りました。でも、まずは目の前のお客様に満足していただくことが重要だと切り替えて、パートナーが困っていないか?指示出し通りに動けているか?を確認したり、パートナーを巻き込んで積極的におせっかいなサービスをするなど、お客様満足度を最大化できるよう意思決定して行動しました。来ていただいたお客様に「美味しかったです」「提供が早くて良かったです」と直接お褒めの言葉をいただいて、自分たちの行動がお客様満足につながったと嬉しくなりました。残念ながら、売上やお客様満足度の数値目標は達成できなかったのですが、自分にとってはすごく価値のあるチャレンジ営業となりました。今までどこか「営業において自分がリーダーシップを発揮する」という意識が欠けていたように思いますが、今回の挑戦で、自分がリーダーとして人を動かすという大変さとやりがいを感じることができ、本当に良かったと思います。

当日、パートナーにOJTをする鈴木さん