今年で3回目となる「物語サステナビリティ月間」を実施

物語コーポレーションは、2022年6月に「サステナビリティ基本方針」を制定し、事業活動を通じて「豊かな社会」と「お客様に必要とされるブランド・会社」の両立を目指すとともに、社会の課題解決と持続的発展に貢献するため、これまでさまざまな取り組みを行ってきました。「物語サステナビリティ月間」は、当社のサステナビリティの取り組みに対する社内の理解促進をさらに加速させるために、2023年11月からスタートし、今回で3回目の実施となります。これまでに、愛知県豊橋市とインドネシアにおける植林や、再生可能エネルギー由来電力(グリーン電力)の活用など、Environment(環境)領域の活動に注力してきました。

愛知県豊橋市での植林活動の様子

期間中、会社のESG活動の取り組みの理解を促進

今回の「物語サステナビリティ月間」では、植林活動およびオフィスのグリーン電力化に加え、直近1年間で実施した会社のESG活動の取り組みを社内掲示板で紹介します。また、経営基盤の充実を目指すガバナンスの取り組みの一環として、ハラスメントやSNS不適切投稿の防止を目的に全社員・パートナー(アルバイト)に対し、アンケートの実施や啓発活動を行います。また、持続可能な発展のために必要不可欠な「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)」を推進する取り組みとして、「ココロのバリアフリー」に関する動画を社内向けに公開します。

「ココロのバリアフリー」に関する動画の一部

Environment(環境)に関する取り組み担当者の想い

成長戦略・サステナビリティ推進部 マネジャー 大多修平

大多修平

この1年、温室効果ガス排出量の削減と食品廃棄物の資源循環に注力し、新たな仕組みづくりやお取引様との連携を強化してきました。その結果、松屋フーズ様との協業により食品廃棄物を家畜飼料として活用する取り組みや、自社工場での循環型再生エネルギーの導入によって、「ごみが資源になる」という循環モデルをつくり出すことができました。私たちの事業活動が持続可能な社会につながっていくことに、とても達成感を感じています。今後は、この成功事例をもとに、全店舗・全事業に展開できる可能性を模索していきたいと考えています。将来的には、お客様や従業員を巻き込んだサステナビリティ活動へと広げることを目指していきます。

Social(社会)に関する取り組み担当者の想い

人財応援部 部長 堤良輔

堤良輔

当社の長期経営ビジョンである「『個』の尊厳を『組織』の尊厳より上位に置き、『とびっきりの笑顔と心からの元気』で世の中をイキイキさせる」が、私たちの目指す究極のサステナビリティです。これまで、多様性を受容し、一人ひとりが「なりたい自分」に近づく後押しを行ってきました。今回の「ココロのバリアフリー計画」の動画視聴は、「困っている人がいたら自ら主体的に行動を起こせる自分」を目指すきっかけとして、従業員一人ひとりの意識改革を促すことを意図しています。今後は、多様性の受容に加えて多様性の表現を推進し、プロフェッショナルな自分づくりにむけた取り組みを進めていきます。「人が差別化要素である会社」として、今後どれだけ規模が拡大しても、全ての従業員が自分の可能性に蓋をせず活躍できる会社であり続けます。

Governance(ガバナンス)に関する取り組み担当者の想い

総務企画部 部長 浦野龍一

浦野龍一

一人ひとりが自分らしい人生を歩むという経営理念のもと、これまで従業員がイキイキと健康に働き続けるための仕組みや環境づくりをしてきました。今年は、従業員の働く環境の実態をより深く理解し、さらに働きやすい環境を実現するため、ハラスメントZEROアンケートの設計に注力しました。例年実施している取り組みですが、今年はアンケートの回答方法をを選択式から記述式へ変更したり、お取引様への委託によってさらに匿名性を担保できるようにするなど、より具体的な問題把握と即時改善にむけた一歩を踏み出せたと思います。時代や世の中の変化に合わせて働き方もどんどん変わっていくと考えていますので、今後もアンテナを張り、さらに従業員がイキイキと健康に働き続けるための環境づくりを進めていきます。