【上海研修再開!】参加者の体験リポート
2024年10月、5年ぶりに上海研修が実施されました!
本研修は、5年勤続した社員を対象に、中国・上海における体験や交流を通じてさらなる成長と発展を目指すため、2010年からスタートしました。
研修の目的
1.Smile & Sexyな生き方をより一層理解し体現すること
2.現地で接する人たちとの交流で「D&I」の価値をより深く体感すること
3.海外ビジネスの拠点である中国・上海を体験することでグローバルな視点を養うこと
これまで感染症拡大防止などを含む社会情勢を理由に中止となっていましたが、今年から再開。参加権利を有する2010年〜2018年入社の総勢37名が3班に分かれ、3泊4日で本研修に参加しました。
今回は、第2班で参加した丸源事業部の石川 敬子(いしかわ けいこ)さんに研修をリポートいただきました!
大家好!(みなさんこんにちは!)
ケイコイシカワこと、
丸源ラーメン川越岸町店 副店長の石川敬子です。
今回は、ついに解禁された上海研修に参加して感じたことを皆さんにお届けします!
コロナ期間を経て、私は4年間待ち続けて参加した今回、研修を通じて理念体現の大切さや、上海の飲食文化を身をもって学ぶことができました。最後までぜひ読んでみてください!
その① あいさつは万国共通!
わたしは日本人なので、中国語はまったくといっていいほど話せません。けれど、現地の言葉で現地の人とコミュニケーションをとりたい!と思い、基本的な挨拶「你好(こんにちは)」や「謝謝(ありがとう)」を練習しました。
そのほかにも、
朝、班のみんなやホテルの方へ「早上好(おはよう)!」
バスに戻って来たときに、運転手さんへ「我回来了(ただいま)!」
謝謝と言われたときに「不客气(どういたしまして)!」
などの中国語のあいさつを覚え、翻訳アプリや身振り手振りを駆使して現地の方々と積極的に交流を試みました。
言葉は違っても、笑顔で元気よくあいさつすることで、気持ちが伝わる瞬間が何度もあり、「笑顔とあいさつの大切さ」は国を越えても共通だと実感しました。
その② 開発理論は万国共通!
『丸源ラーメン』の看板商品「肉そば」を生み出した堀さん(上級執行役員 物語(上海)企業管理有限公司 総経理付マーケティング担当)から、物語における中国展開の歴史やハンバーグ業態『肉肉大米』の誕生の背景を伺う貴重な機会がありました。
コロナ禍で外出が難しい中、堀さんは、食べログのような中国の口コミサイト「大衆点評」の評価やSNSを通じ上海の人気の飲食店や人々の食の好みについて、徹底的に情報収集していたそうです!
その結果、分かったことは、
・上海の人々は「肉をおかずに白米を食べる」のが大好き
・安心して食べられることをとても重要視
・ターゲット層であるZ世代は、カスタマイズが楽しめることに魅力を感じる
そこで、多くの方が好むような「肉をおかずに白米が進む」業態を目指し、差別化ポイントとして、目の前で挽きたて、焼きたて、炊きたてが楽しめて、好みに合わせて個数や味を変えられるハンバーグ業態『肉肉大米』が誕生しました!
これぞまさに、物語コーポレーションの開発理論「大マーケットの差別化」!人の好みや食文化が日本とは異なる国でも、開発理論が通用していると知って感動しました!
さらに、10月23日には天麩羅専門店『天天』という新業態もオープンしたとのこと!
『天天』の詳細は、改めて「もっとものがたり」に記事が出るそうなのでお楽しみに♪
その③ 笑顔と元気は万国共通!
『海底撈』という世界中に店舗展開する中華料理チェーン店にいきました!ここでは、スタッフの方の笑顔と元気な「你好」に出迎えられ、驚きと感動の連続でした!
・お店の前でも、お店に入った後もすべてのスタッフが「你好」と笑顔で声かけ
・予約席にはメッセージが添えられており、エプロンや椅子のカバーが用意され、歓迎ムード全開
・タレのバイキングでは好みに合わせた作り方まで丁寧に教えてくれる
・圧倒的な提供スピード、空いたお皿のすばやい片付けなど、食事のストレス皆無
・甲殻類の料理は食べやすいよう殻剥きをしてくれる至れり尽くせりのサービス
・店内の備品が整理整頓され、テーブルや壁、電球に至るまでピカピカの清潔感
・締めの麺はお客様を喜ばせるため目の前でパフォーマンス
・お子様にプレゼントのサービスやスタッフが全力で楽しませてくれるお祝いサービスも充実
・お口直しのデザートや飴、糸ようじなどエチケットアイテムの提供といった細やかなサービス
・食事の最初から最後まで、気遣いや心配りが圧倒的!
笑顔で元気な挨拶で歓迎することが、どれだけお客様の心に響くかを実際に体験でき、私たちの接客コンセプトである「とびっきりの笑顔と心からの元気」をさらに意識してお客様と接していきたいと感じました!
その④ おせっかいは万国共通!
研修の自由時間に訪れたスターバックスコーヒーで、とても心に響く「おせっかい」に出会いました。
私がどのカップを買おうか悩んでいると、店員さんが笑顔で「你好!」と声をかけてくれて、「どれが人気ですか?」と聞くと、人気商品を丁寧に教えてくれました。さらに「ここでしか買えないカップ」まで紹介いただき、まったく壁を感じさせない距離感で接してくれたのです!
レジでも商品の値段を丁寧に確認してもらい、包装するときも細やかな声掛けをしてくれました。
お会計中には、なんと「ぜひ行ってみてほしいスタバのお店があるよ!」とSNSで話題の店舗の動画や写真を見せてくれました。
ニコニコと楽しそうに話してくれたことがとても印象的で、私も思わず笑顔で「謝謝!」と伝え、ルンルンでお店を後にしました。
店員さんのあたたかい対応がとても印象に残り、言葉は違えど、「おせっかい」がこんなにも相手の心を動かすのだと、ここでも実感することができました。
最後に
国や人種が違うと、「伝わるかな」「言葉が分かるかな」を不安になることはあるかもしれませんが、言葉よりもまず「笑顔と元気な挨拶」が相手をリラックスさせ、気持ちを伝える手段であること、分からなくても勇気をもって伝えることが大切であることを、今回の上海研修で改めて感じることができました。
写真や文章では伝わりきらない部分もあるので、百聞は一見に如かず!
ぜひみなさんにも上海のエネルギーと文化を肌で感じ、国境を越えてSmile & Sexyの理念体現を実践してみてほしいです!
以上、上海研修第2班、ケイコイシカワがお送りいたしました!
謝謝!
石川さん、素敵なリポートをありがとうございました!
次回の上海研修は、勤続5年の社員を対象に2025年秋に実施予定です。参加者のリポートをお楽しみに~!