特別支援学校就労促進の感謝状を受贈!担当者・野村さんが語る想い
みなさん、おはようございます!
「もっと!ものがたり」編集部の河田です。
今回は、チャレンジド(障がい者)の就労促進に関する取り組みについて紹介します!
チャレンジド(障がい者)の活躍推進を進める物語コーポレーションは、東京都立特別支援学校の就労促進への貢献が評価され、東京都教育委員会から感謝状を受贈しました!
2025年1月17日(金)に、東京都庁において感謝状贈呈式が執り行われ、人財応援部 D&I推進グループの國分淳志さんと野村奈美さんが参加しました。
チャレンジドの職場体験実習の実績
物語コーポレーションは、全国の特別支援学校に通う高校1年生から3年生の生徒を対象とした職場体験実習を2020年から実施しています。職場体験の受け入れ店舗においては、人財応援部が発行する「特別支援学校実習マニュアル」や「チャレンジドサポートブック」が活用され、円滑な実習が実現していることで雇用にもつながっており、物語コーポレーションにおけるチャレンジドの在籍人数は計302名にものぼります。雇用率は3.3%で、法定雇用率2.5%を大きく上回っています!
東京都の特別支援学校の生徒を対象とした職場体験実習においては、仕込みなどの調理体験や料理提供のロールプレイングなどをおよそ5日間にわたり行いました。2023年度には年間30名が参加し、生徒の皆さんの職業観や勤労観を育むとともに自立支援につながるきっかけとなりました。
この取り組みは社外からも高い評価を獲得
これらの取り組みの結果、「令和6年度東京都教育委員会事業貢献企業等」に表彰され、東京都教育委員会より感謝状を受贈しました。今年度は、物語コーポレーションのほかに教育委員会の事業等に貢献した企業・団体7社および都立学校の特別専門講師3名が表彰されました。
チャレンジド活躍推進担当者の想い
チャレンジド活躍推進の担当であり、特別支援学校の受け入れに力を入れる人財応援部 D&I推進グループ 野村 奈美さんに話を聞きました。
物語コーポレーションは、多様性を尊重し、「個」が自分らしく生きることを大切にしています。特別支援学校の職場体験実習の受け入れによって、チャレンジド(障がい者)への理解が深まり、多様性について考えるきっかけになればと思っています。また、チャレンジドの生徒さんと触れ合うことで、伝達や作業指示の仕方、仕事のオペレーションを見直すなど、受け入れる側の「個」の成長にもつながっているという声も聞きます。
担当者としては、実習を通じて生徒さんが不安を克服し、自信を持つ姿や一生懸命取り組む姿に感動を覚えますし、大きなやりがいを感じます。時間管理やコミュニケーション能力の向上といった成長の過程を間近で見守ることができますし、生徒さんや保護者の方、先生方が店舗のファンになってくださることもあり、これほどうれしいことはありません。
これからも、地域の特別支援学校から受け入れの依頼が来た際に喜んで受け入れられる体制をつくっていきたいですね。「D&I宣言」に「チャレンジドが仕事のやりがいを感じ、安心して働ける会社」を目指すことを掲げていますが、突き詰めると「一緒に働く人たちが必要以上の遠慮や特別感を抱くことなく、自然な配慮をすることで、誰もが働きやすい職場にすること」だと思います。そのために、「職場体験実習受け入れマニュアル」や「チャレンジドサポートブック」の改善に努め、実習店舗の皆さんが安心して実習を受け入れたり、チャレンジドの皆さんも周りの皆さんもともに安心して働くことができる環境づくりに取り組んでまいります。
編集後記
今回のニュースを取材して、特別支援学校の職場体験実習受け入れが、会社の多様性の推進に大いに影響を与えているという様子を知ることができました。一人ひとりの「個」を大切にする物語コーポレーションが目指す「誰もが自分らしく安心して働ける職場」を実現するためには、チャレンジドの皆さんの活躍が今後も必要不可欠ですね!
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娘がチャレンジドで働かせて頂いています。
ゆず庵春日部店のオープンからなので8年以上になります。
周りの方々に支えて頂いて頑張ってきました。
仕事する事に疲れてしまったときときは店長さんが色々と解決策を考えてサポートしてくれました。
一緒に働くスタッフさんにもたくさん支えて頂いています。
娘と一緒にお店に食べに行くといつも暖かく声をかけて頂きます。
障がい者と健常の方が一緒に働くのは大変なことだと思いますが、それを実現して頂き感謝の気持で一杯です。
なかなかありがとうの気持ちを伝えられないので、このコメントで書き込みさせていただきました。