假屋美央

経歴　※インタビュー時点

2013年04月　『焼肉きんぐ』横浜栄店　配属

2013年10月  『焼肉きんぐ』藤沢店　異動

2014年12月  『焼肉きんぐ』茅ヶ崎店　異動

2015年04月   副店長昇格

2016年03月   店長昇格

2017年11月　『焼肉きんぐ』横浜港南店　異動

2018年11月  『焼肉きんぐ』ふじみ野店　異動

2019年06月  『焼肉きんぐ』藤沢店　異動

2020年05月  『焼肉きんぐ』茅ヶ崎店　異動

2021年05月  『焼肉きんぐ』横浜泉店　異動

2022年01月  『焼肉きんぐ』八王子松木店　異動

2023年05月   営業企画部 ブランドPRグループ　マネジャー

～現在に至る

 

Q.入社したきっかけは？

合同説明会に参加した時、物語コーポレーションの採用担当者に声をかけられたことがきっかけです。
もともと、飲食業界は就職の選択肢に入っていませんでしたが、
意思決定セミナー（前会長のセミナー）に参加し興味を持ちました。

物語コーポレーションの面接では、自分の言葉でアルバイトで大切にしていたこと、
どのようなお店を作りたいかを話すことができ、
飲食業が好きだと気付き入社を決意しました。

 

Q.今のお仕事とやりがい

ブランド認知を高めるための取り組みや、
メディアに出すときのブランドイメージを作る仕事をしています。

TV制作スタッフやYoutuberさんなど、
様々な方と一緒に仕事ができることが魅力です。
物語ブランドの魅力を伝えることを楽しくやっています。
 

Q.ご自身のセクシュアリティについて教えてください

A:アセクシュアル

【補足】

アセクシュアル：他者に対して性的欲求（や恋愛感情）を抱かないセクシュアリティのこと

Q.当事者だと感じるようになったのは、いつ頃からですか？

2018年に社内にてLGBT研修を受け、私自身も当事者ではないかと思うようになりました。
アセクシャルという言葉自体も当時は接する機会が少なく、
また言葉の説明だけで詳細がなかったり、アセクシャルだと公言している方も少なく、
どんな人を指すのかアセクシャルの自認まで悩みました。

「あんしん相談室」へ相談し、同じセクシャリティの方とお話しして頂いた結果、
半年ほどで自認し人生の方向性を定めることができました。

Q.社内にカミングアウトすることに対しての恐れや不安はありましたか？
また、カミングアウト後の周囲の反応はどのようなものでしたか？

カミングアウトすることに不安はありました。
自認する前から、人と違うことを指摘されることを恐れていたように思います。
当時のセクシュアルマイノリティの方々の発信やカミングアウトに勇気をもらい、
全体発信、上司へのカミングアウトをすることができました。

発信後は好意的に受け取っていただき、特に全体発信した際などは
多くの方から嬉しい内容のメール返信をいただきました。

 

Q.職場において、当事者ならではの嬉しかった経験を教えてください

当事者コミュニティなどを通して、社内で当事者同士の繋がりができて、
事業部をまたいでたくさんの友人ができたことです。
お互いに気兼ねなくお話しができるとても大事な友人たちです。

 

Q.今後のご自身の目標を教えてください

今は自分をセクシュアルマイノリティだと思う機会が減っています。
気持ちの立ち位置はアライです。

私の感性や人生の生き方を、一つの選択肢だとみなさんが受け止めてくれたからだと思います。
しかし、セクシュアリティによってはまだ課題がありますし、
悩んでいる方にとって、他の人がどんな生き方、暮らし方をしているのかは
とても参考になることかと思います。

当事者同士が繋がりを作っていけるように仕組みを作っていきます。

 

Q.最後に社内にいるかもしれない当事者のみなさんにメッセージをお願いします

カミングアウトするしないは関係なく、
安心して過ごせる会社でありたいと思っています。

とはいえ困っていることや悩んでいることがあれば、
どんなことでも気軽に相談してください。
できること、できないことはありますが、決して一人ではありません。
仲間がたくさんいます！みんなでひとつずつ解決していきましょう