清水亜利守

清水亜利守

経歴 ※インタビュー時点

2020年09月  『ゆず庵』浜松上島店 配属

2021年03月 『ゆず庵』大垣店 異動

2021年08月  副店長昇格

2021年11月  『ゆず庵』四日市店 異動

2022年01月 『ゆず庵』高松木太町店 店長代行昇格

2022年03月  店長昇格

2023年02月  『ゆず庵』練馬光が丘店 異動

~現在に至る

 

Q.入社したきっかけは?

以前はディズニーホテルで働いていました。
新卒で入社しましたが、経営に影響がある数字に関わる機会があまりなく、
出来上がった数字を見ることが基本でした。

30歳を迎える前に自身で売上を伸ばす、経費コントロールなどで利益を伸ばすなど、
経営に携わりたいと考えて転職活動を始めました。
その際、高校生の時にアルバイトをしていた物語コーポレーションのことを思い出し、
当時から10年経って、会社の成長が著しかったことやLGBTQ+はじめとする
セクシュアルマイノリティの活躍推進を行っていたことも知り、入社を決めました。

 

Q.今のお仕事とやりがい

今の仕事は、調理・接客などの店舗営業はじめとし、
店舗運営を円滑に進めるための人・物・金など、店長としての管理業務全般です。

やりがいは大きく2つで、
一つは会社が決めた予算達成をただ目指すのではなく、
自分自身で予算を決めて、目標達成のための取り組みを進めることができることです。
(=「予算達成の価値と喜びを知っている」)

もう一つは、大型店舗を運営をしながら「ヒト・モノ・カネ」を管理でき、
リーダとして自身の人間性を高められることです。
 

Q.ご自身のセクシュアリティについて教えてください

Q:クエスチョニング

【補足】意図的に決めていない

 

Q.当事者だと感じるようになったのは、いつ頃からですか?

当事者だと認識したのは27歳の時。
小さい頃から女優やアイドルなどを見て、
自分自身”可愛くなりたい”とか”綺麗になりたい”などは思ってはいたものの、
恋愛対象が女性だったため、27歳までは普通にノーマルの男性として過ごしました。

27歳の時に転職し環境の変化から
改めて”可愛くなりたい”とか”綺麗になりたい”、
”女性になりたい”という気持ちを再発見し、自認に至りました。

Q.社内にカミングアウトすることに対しての恐れや不安はありましたか?
また、カミングアウト後の周囲の反応はどのようなものでしたか?

周りからどう見られているかなど、最初は不安があったのはよく覚えています。
ただ、当事者コミュニティの活動や、物語の「Smile & Sexy」の理念浸透なども相まって、
カミングアウトしやすい環境でした。

また、カミングアウト後の反応に関して不安視していたことは起きず、
腫れ物扱いをされるなどの不安は杞憂だったなと思っています。
どんな立場にせよ、ほとんどの方が一人の人間として接してくれています。

 

Q.職場において、当事者ならではの嬉しかった経験を教えてください

女性として働いている際に、元の性別を気付かれずに「きれい!」
とおだてられることが嬉しいです(笑)。

そして、同じセクシュアリティの方から相談を受けることです。

 

Q.今後のご自身の目標を教えてください

35歳から40歳までの間に、イケてるおじさんにシフトチェンジをしようと考えています。

味わい深い中年を目指すべく以下に取り組みます。
・トライアスロン(アイアンマンディスタンス)
・国内旅行(全都道府県制覇)
・海外10か国以上まわる!(なんなら海外で働く)

 

Q.最後に社内にいるかもしれない当事者のみなさんにメッセージをお願いします

今は未だ不安も多いと思います。
なぜなら最初のカミングアウトが一番重たい一歩だからです。

カミングアウトしなければならないわけではありませんが、
その一歩さえ進めば、自然に自身もそうである為に行動していくと思います。
そして周りも否定はしないと思いますの、で、あまり心配しないでください。

月並みなお言葉ですが「どう在るべきか」よりも「どう在りたいか」が大事だと思います。
仲間もたくさんいますので、あとは「なるようになる」と私は考えています。

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