稲垣優多
経歴 ※インタビュー時点
2019年11月 『丸源ラーメン高島平店」配属
2020年05月 リーダー昇格
2020年09月 『丸源ラーメン』相模原清新店 異動
2021年02月 副店長昇格
2021年07月 『丸源ラーメン』本郷台店 異動
2022年12月 『丸源ラーメン』札幌菊水元町店 異動
2023年04月 『丸源ラーメン』大宮バイパス宮原店 異動
2023年11月 『丸源ラーメン』熊谷新島店 異動
~現在に至る
Q.入社したきっかけは?
(株)JobRainbowというセクシュアルマイノリティはじめ、
LGBTの転職・仕事・採用・就活の求人情報サイトからの紹介で
物語コーポレーションを知りました。
ここであれば自分らしくいられる、自分が活躍できるかもしれないと思ったからです。
Q.今のお仕事とやりがい
今は、調理・接客などの店舗営業や店舗運営を円滑に進めるための
「ヒト・モノ・カネ」などの管理業務を担当しています。
調理や接客を通して、自分や仲間のファンが増えることにやりがいを感じます。
Q.ご自身のセクシュアリティについて教えてください
T:トランスジェンダー(FTM※)
※FTM 生まれてから女性という性を割り当てられたものの、男性として生きることを望む人
Q.当事者だと感じるようになったのは、いつ頃からですか?
中学2年生頃、トランスジェンダーに関する内容を含む、
Q.社内にカミングアウトすることに対しての恐れや不安はありましたか?
また、カミングアウト後の周囲の反応はどのようなものでしたか?
元々「去る者は追わず来る者は拒まず」という気持ちで入社したのですが
カミングアウトを理由に離れていく人は一人もいませんでした。
カミングアウトから知って驚くというより、色々聞きたいことがあると質問が多かったなと思います。
Q.職場において、当事者ならではの嬉しかった経験を教えてください
学校の課題でセクシュアルマイノリティの方にインタビューしたいとか、
自分の子供が当事者かもしれないから相談させてほしいなど、
誰かの役に立った時は、自分の存在価値を感じ嬉しかったです。
Q.今後のご自身の目標を教えてください
ライフパートナーシップ制度を利用して、
パートナーと結婚することが当面の目標です。
同時に社内外に当事者の声を届けたりと、啓発活動をしていきたいですね。
Q.最後に社内にいるかもしれない当事者のみなさんにメッセージをお願いします
無理をしてカミングアウトはしなくていいし、しない人生もあります。
カミングアウトをするといいことばかりではないかもしれませんが、
自分だけでなく仲間がいるということなども含めて楽になれる、
拠り所ができるかもしれません。
でも一番は無理をしないこと、自分らしく生きること。
それが本当に一番大切だと思ってます。
ふと誰かに話したくなったら、いつでも連絡してくださいね。